吉野家問題、論点はいっぱいで。すでに語り尽くされているのだけど。こういう話は、燃え盛っているときではなく、ゆっくり議論する。売れないし、人気も出ないけど、少しだけ冷静に。というわけで、Voicyに見解を投稿した。

あの発言に顧客さらには自社の商品・サービスへのリスペクトがあるのか、社会もそうだけど(それが糾弾されているのだけど)実は社内への影響を考えたのか。

で。吉野家やP&G批判にもなっているけど。周りで盛り上がっていた学生も悪いだろ、早稲田大学があたかも被害者風になっているけど大学の責任もあるよねとかね(大学の中で起きた事件ではある)。

個人的には批判的な論も含め、「シャブ漬け(書くことも緊張するのだけど)」という表現の語られ方が軽いことに気になっている。これは世代、関連する知識により、重さが異なる。「薬物中毒」「薬物依存症になる(させる、する)」以上の意味を含んでいるからね。「中毒性」の意味をこえているからね。

これに関連する様々な行為、影響を含めて考える。



ここまで書いてあれだけど、これ以上は具体的には書かない。『課長島耕作』の平井均と、その一家のエピソードを参照。さらに、これは薬物依存症への誤解、差別を助長する発言でもある。

で。○○漬け問題。

世の中の商品・サービスは中毒性を誘発する要素を盛り込んでいる。

さらに。

教育、育児における「○○漬け」はポジティブな文脈で使われることもある。「えいご漬け」などだ。一方、一緒に遊ぶ機会を作れず「You Tube漬け」になることもある。これはネガティブな例だ。
例の発言は言語道断だが。何にせよ「○○漬け」が平気で使われているのはまた怖い世の中だ。


2022-04-17 17.49.13

久々に、人形町今半の新宿タカシマヤ店で食事。うまい。

2022-04-17 17.44.34

娘はお子様御膳。