
ここ数日の音楽、とくにサブスク関連でのニュースといえば、B'zの全曲、さらには無印良品のBGMが解禁されたことだ。今日は無印良品の話をしよう。
私は無印良品が大好きな人材である。自宅も研究室も無印良品のものが多く。昨年、引っ越しをしたこともあり。大量に無印良品関連の商品を購入した。学生時代に奮発して買ったホームエレクターを手放し、書斎用にこの棚を導入したり。タンスを買ったり。衣装ケースなどお大量に購入した。
ちょうど引っ越しをした頃に、今をときめくかっぴー氏による『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』がドラマ化され。部屋作りに取り組んでいた時期なので、面白おかしく読むことができた。「家」「部屋」をテーマにしつつ、自己啓発、自分磨き、意識高い系を面白がる作品だった。
中でも、傑作だったのは無印良品に囲まれて生きる男を描いた回だった。自宅に遊びにいったら、無印良品グッズだらけ、と。近所のスーパー、ショッピングモールを再現したのかよ、と。主人公のおしゃ子から、無印良品の本質とは、シンプルなデザインであるがゆえに、自分がどうありたいか、生きたいか、問い直されるというツッコミをされるという。
そう、無印良品とは、まさに無印の良品であり。それなりに素敵な家になるのだが。とはいえ、気をつけないと画一的になり。さらには、安っぽくなってしまう。自分自身がどうありたいか。問いかけることが必要なのだ。
この1年で無印良品に凄まじい額を投じた私が言っても説得力がないかもしれないが・・・。たくさん買えばいいというわけではなく、あくまで必要な分を購入する。無印良品は自分に語りかけ、問いかけるのである。
さて、この無印良品のBGM集。実にセンスがよく。いわゆるワールドミュージックなのだが。聴いていて気持ちいい。とはいえ、やはり無印良品っぽく。どのような空間でこの音を鳴らすか。やはり、私達に問いかけるのである。

おかげさまで、我が家には気持ちよく響いてる。ありがとう。