ROCKOMANGA!
喜国 雅彦
リットーミュージック
2013-04-25


夢のような日だった。

武蔵野美術大学の担当科目「キャリア設計基礎」のゲストスピーカーとして、漫画家の喜国雅彦先生にご登壇頂いたのだ。

中学校の頃、『BURRN!』の連載『ROCKOMANGA!』でファンになり、『傷だらけの天使たち』で腹筋が崩壊するくらい爆笑し・・・。

「いつか会えたらいいな」と思っていた、雲の上の人だったのだけど、Twitterでつながり、勢いでムサビでの講演を依頼し、ご快諾頂いた。

面白さがプンプンと伝わってくる人だった。

公開対談形式で行ったのだが、いちいち勉強になった。タマビ受験秘話、学生時代のこと、アシスタント時代、デビュー秘話、美大生へのエールなど、ここだけの話、満載だった。

勉強になったこと、再確認したことは次の3つ。

1.やっぱり素振りは大事である
美大を受験する時は朝から晩まで、毎日、死ぬほど絵を描いたとか。また、大学時代も、アシスタント時代も、死ぬほど本を読んだそうで。ちゃんと練習すること、インプットすることは大事ですな。

2.なんとかなると思いつつ、続けること
大学卒業後、就職をせず、ずっとアシスタントを続けたとか。周りがどんどんデビューしていったが、なんとか生活できるから、続けた、と。

3.人から頼まれる意外な依頼は、たいてい自分に合っている
4コマ漫画を書くようになったのも、編集者からの依頼だったとか。また、もともとは暗い青春モノをやりたかったのに、何度も持ち込んでも通らなかったのに、ギャグ漫画で売れたあと、編集者から「暗い青春モノをやってほしい」と言われた、と。すっかりギャグ漫画の人になっていたので、やや抵抗があったが、やってみたら、その作品が映画化。自分のやりたいことだけでなく、期待されることを考える、これ大事。

他にもインプットできる時期だとか、つくり手と年齢の問題とか、いちいち勉強になった。

そうそう、嬉しかったことといえば、履修していない、漫画家志望の学生が噂を聞きつけて、潜り込んでいたこと。終了後、「僕の漫画をみてください!」と先生のもとにやってきていた。こういう厚かましさ、情熱、大事だよね。そんな学生がムサビにいて、嬉しい。



いまは『傷だらけの天使たち』もKindleで読めるのね。まだ読めていない作品もチェックしよう。

感謝。

またぜひお会いしたいな。