理科系の作文技術 (中公新書 (624))「続・書くコツ」
先ほどのエントリーがなかなか好評だったようで、コメントや拍手を頂きました。
やや短いエントリーだったので、続編を書きたいと思います。
まず、参考になりそうな本のご紹介です。こちらも勉強のために買ったのですが、ちゃんと読んでいない本です…。名著と呼ばれていますよね、この本も。ちゃんと読んで、勉強したいと思っています…。
「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール (ブルーバックス)ちなみに、こちらはちゃんと読んだ本です。これは文章に限らず、分かりやすい表現とは何かを教えてくれる本です。これも名著と呼ばれていますよね。
文筆家を目指していない人にもオススメできる本です。普通のビジネス文書作成もこの本を読めばガラリと変わると思いますよ。ぜひ、チェックしてみてください。ある程度、ドキュメントの作成に自信がある人にはやや物足りないかもしれませんが、そういう方は自分の後輩や部下に読ませてみてください。
同じシリーズで「文章」や「説明」に関するものもあります。が、あまり記憶に残っていません(すみません…)。いや、十分役立つ本だったと記憶していますが。最初に読んだこの本のインパクトがあまりに強かったのです。
というわけで、チェックしてみてください。
さて、以下は常見陽平が文章を書く上でこだわっていることです。前のエントリーに登場した友人にメールで返信した際にまとめたものを、加筆・修正したものです。一般論も多数含まれていますが、ご覧ください。
【常見陽平が文章を書く際にこだわっていること】
1.「何」を伝えたいのか、「誰」に伝えたいのか、そのためには「どう」伝えるのがいいのかを考えて書いています。
これにより、書く文章は全く違ってきます。
2.「何」という対象をどれにするのか、自分の「視点」でどう切り取るのか、「頭」でどう掘り下げて考えるのかもポイントです。
3.特にニュース性のあるものについては「事実」×「切り口」×「タイミング」が命だと思っています。
ちなみに、これは広報を成功させる勝ちパターンです。
4.「読み手にどう感じてもらいたいのか」、「その後、どんなアクションを起こしてほしいのか」まで意識するとよいでしょう。
例えば、その文章を読んだ人がアンケートを書くとしたら、どんなアンケートを書くと思いますか?
ココを意識して書きましょう。
5.「見た数、聞いた数、感じた数、読んだ数、書いた数の分しか書けない」です。
読むという意味では、「良い文章」と呼ばれているものに接することは大事です。
その際、歴史もの(自分であまり読まないので説得力ないのですが)や、名作と言われる文学、経営者の自伝などはやはり参考になります。
…自分でもちゃんと読んでいないので説得力がないですが。
以上です。
ちなみに、このブログでも何度か書いていますが…。
今をときめく水野敬也(愛也)さんは、極めて多読している人だと思いますし、文才がある方だと思います。
よく売れた『夢をかなえるゾウ』は、「よい文章」だと私はおもっています。
若干、下世話な本ではありますが『LOVE理論』も、同じく文章力、企画力を感じる本です。
この2冊を「作品」として読むモードではなく(そのモードでも読んで頂きたいのですが)、あくまで「文章」に着目して読むと、勉強になるのではないかと思っています。
三年で会社を辞めたら損ですよ!ちなみに、この本は、「思ったことを思ったまま」に書いた本です。後書きにも書きましたが、心からわき出てくる言葉をそのまままとめたものです。
友人うたちゃんからは「インディーズバンドのメジャーデビュー盤は、インディーズ時代のベスト盤とよく言われるけど、そんな感じだよね。」と言われました。言い得て妙だと思います。
逆に、誰に読んでもらいたいかという点は自分の中でややブレていたと思います。いや、自分では学生〜社会人3年目までの方をメインで考えていたのですが、そもそも、学生(これも学年や時期により違う)と社会人1年目、2年目、3年目では考えていることが全く違うワケです。タイプや気分によっても違います。
結果としては、30代の読者の方が多かったようです。「忘れていたものを思い出した」という声をよく頂きましたね。
生々しい部分をご評価頂けたようです。
ヒーロー社員になろう!こちらの本は「読者が知りたいことは何だろう?」ということを必死に考えて作った本です。若き編集者Kさんとの共同作業の度合が高かったですね。
逆に、読者が知りたくないであろうことはバッサリと切っていきました。前にも書きましたが、自信満々で書いた、これぞ私ならではのノウハウだ!という文章を熱く、厚く書いたのですが、読者の期待とずれているだろうということで、ほぼ全ボツにしました。でも、自分でも納得して、気持ちよくほぼ全ボツにしたのでした。
20代前半の「変わりたい」と思っている社会人をターゲットにしたのですが、私に届いたファンレターを読むと広く20代の方に読んで頂けたようです。
また、著者として嬉しかったのが、「読んで元気が出た!」という声が多数だったことでした。著者冥利に尽きます。
ちなみに、最近、この本が様々なメディアでまた取り上げられており、おかげ様でブログでご紹介頂くこともまた増えているようです。
この2冊、まだ読んでいない方はぜひご覧ください!感想などをぜひ、日記や各種レビューに載せて頂けると嬉しいです!
長文、失礼いたしました!
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