2019-02-11 13.04.16

池江璃花子選手がTwitterで白血病を公表したことに衝撃を受けている。約1年半後に東京オリンピックが迫る中ではあるが、まずは日本を代表する水泳選手である前に、一人の人間として命を大事にして頂きたい。Twitterで公表したこと自体が現代的であると同時に、意志を感じる。世界中の人から応援メッセージが届くし、具体的に必要な知識も集まる。18歳の水泳選手の白血病闘病宣言は、スポーツ史に残るものだ。病魔への歴史的勝利を祈っている。

2019-02-11 13.00.08

それにしても、桜田義孝である。安倍首相は自民党の党大会で「悪夢のような民主党時代」と発言した。国会では元民主党代表である岡田克也氏とバトルにもなった。公文書が改ざんされ、データの不正なども横行する自民党時代も悪夢のようだと私は思うのだが・・・。リアルに悪夢のような、いや、悪魔のような存在は、桜田義孝五輪相ではないか。就任以来、数々の暴言・失言が相次いできたが、よりによってこのタイミングで、この状況で「下火にならないか心配」とは。もちろん、心配する言葉も交えつつのコメントではあったが。この言葉が出てくること自体、ない。闘病する池江璃花子選手のことなど歯牙にもかけぬ傲慢な言動である。

2019-02-13 06.27.02

安倍首相は昨秋に立ち上がった内閣について「全員野球内閣」と呼んだ。しかし、全員草野球内閣、ライトで8番のシロウト集団ではないか。いや、草野球内閣は撤回しよう。草野球はこれはこれで、野球愛、仲間愛に満ちているからだ。五輪相どころか、政治家として、いや、温厚な私がこういうのもなんだが、人としてどうなのかというレベルである。中学校で必修化された道徳の教科書を今から3回音読しなさい。そんなレベルである。


札幌の先輩、フラットバッカーの「ハードブロウ」を爆音で聴いてほしい。「いい加減にしなさいよ、今に痛い目にあうわよ」と。

2019-02-11 12.59.49

もっとも、やや感情を手放して言うならば、桜田義孝ほど、いまの五輪に向いている人材もいないという見方もできるのではないか。理念などかなぐり捨てて、なんとか終わらせることに邁進する、と。国家エゴイズムを露骨に貫徹しているのが、桜田義孝なのだ。これは失言ではなく、本音ではないか。

もちろん、人間として許されるものではない。桜田義孝はこれまで重ねてきた自分の罪を数えて頂きたい。我々善良な市民はこの歴史を画する反動攻撃を木っ端微塵に粉砕すべく、総力をあげるのでなければならない。こうした主張の錯誤については、断固たる批判をつきつけてゆかなければならない。

2019-02-11 17.25.40

1歳7ヶ月の娘には、朝日新聞、東京新聞の読み聞かせをし、左派英才教育を行っているが、桜田義孝のような人間になってはいけないと強く伝えることにする。たたかう市民は、桜田義孝のことを断じて許してはならない。市民の怒りは燎原の火のごとく燃え広がりつつある。桜田義孝は憤激する市民の闘いに直面していよいよ断崖絶壁に追いつめられている。正義のこぶしを振り上げ、満腔の怒りをもって弾劾するのだ。

最後に、池江璃花子の病との闘いの爆発と、歴史的勝利を祈願する。同時に、我々も心と体の健康に気をつけよう。