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「イケメン都議会議員」「日本国首相に最も近い30代の一人」と言われる東京都議会議員(北区選出・2期)に「黒い交際」疑惑が囁かれている。「週刊文春」さえも知り得なかった衝撃の現場をカメラが捉えた。

「あの人は、”四つ木橋南詰の狂犬(マッドドッグ)と呼ばれているらしいですよ」常連客は震えながらこう語る。黒いライダースジャケットに身を包み、金髪に近い茶髪をなびかせている男性は評論家のT氏。三島由紀夫なみに体を鍛え、ベンチプレスで100キロをあげる屈強な肉体の持ち主である一方、強面の左派論客として知られている。

同じく長髪の男性は「自称・ビール党総裁」のウェブ編集者N氏。新自由主義者として知られる彼は、この日も何本も瓶ビールを注文していた。

突然、T氏とN氏は口論に。「社会は変えられない、個人が変わるべき」と主張するN氏に、「社会は変えられる。個人に何もかも押し付けるな」とT氏は主張。店内は騒然となった。

「社会的に優秀、エリートという道を歩いてきたのに、自由競争を認めないのか」と詰め寄るN氏に、「それと社会をどうするかという話はまた別」と反論するT氏。「左翼は所詮、金持ちの道楽ではないか?と思う瞬間は正直ある」と独白を始めたT氏に、「君は優しすぎる」と攻めるN氏と混沌とした状況になったが、おときた駿氏が仲裁に入り、華麗なファシリテーションでその場をおさめた。

全員が申し合わせたかのように黒い服を着ていた。これは「黒い交際」以外のなにものでもないといえるだろう。

左翼と新自由主義者がそれぞれ政治家を懐柔する場かと思われたが、その場を通りがかった事情通によると「会計は下二桁まで割り勘でしたよ」とのことだ。服は黒いが会計は明朗だ。

完全に酒を断ったT氏の運転する欧州車で店を出た3人は、AppleMusicの「はじめてのモトリー・クルー」のプレイリストをかけ帰路についた。バブル期のアッシー君のように2人を送り届けたT氏を直撃。黒い関係について問いただすと「俺のクルマ、白いっす」という謎の答が返ってきた。

この「黒い関係」が今後の都政にどう影響を与えるのか?明日、おときた駿氏は駅立ちをするというが、駅でも議会でもこの関係が波紋を呼ぶことは必至である。

・・・と週刊誌風に書いてみた。

ここからが真面目な話。

盃を交わし(私は断酒中なので、ノンアルコールビール)、語り合い、2人との考えの違いと、想いの重なりを再確認した。例によっては中川氏とは、左翼対新自由主義者の対立となり、怒号が飛び交う展開となり、おときた駿氏が仲裁に入るという展開になったりもした、そこは、本当に。ただ、仲が悪いわけではなく、考えが違うのだ。この「違い」とどう向き合うかが大事なポイントである。

左翼は物事を批判するだけで何も解決しない、左翼は社会を変えたのかと、中川氏からは厳しい意見を頂いたが、ここは真摯に受け止め、しっかりと立たなくてはならない。二十一世紀を新たな<革命の世紀>たらしめるために、乾坤一擲、全力を振り絞って奮闘するのでなければならないのだ。

私はその場で、2人に宣言した。真っ当なレフトを再構築すると。

そして、労働者の側に立つ知識人という旗幟を鮮明にする一方で、「会いに行ける左翼」として、イデオロギー、フィロソフィーが違う者とも向き合い、語り合い続けなくてはならないと思った次第だ。

この写真を投稿したところ、なぜおときた駿氏と会うのか、がっかりしたという趣旨のコメントも頂いた。気持ちはわかる。別に人気とりをしたいわけでもないし、懐柔されるつもりも、懐柔するつもりもない。対立よりも、対話を重視したまでだ。ちょっとした違いが対立のポイントになったりもするが、想いの重なりを探したい。

これは、分裂した旧民進党にも言えることだ。違いよりも重なりを重視して欲しい。いずれにせよ、新しい選択肢としては弱いものになってしまう。

左翼は金持ちの道楽ではない。社会の解釈をこえて、変革へ。行動する知識人として、仁王立ちになって、一大闘争を高揚するべく、勇躍決起した次第である。