2019-01-07 20.20.34

バーゲンでDIESELのライダースジャケット、パーカー、ベルト、HUGO BOSSのジャケット、パンツ、カットソーをゲット。シングルのライダースジャケットは長年欲しかったものである。『WORST』に登場する7代目武装戦線の藤代拓海が着ているものに似ていて、気に入っている。グレーのジャケットは矢沢永吉、郷ひろみ風でかっこいい。3〜4割引。接客もナイス。数年前に買ったアイテムなども覚えていてくれた。服はお店で買うに限る。

著者界のファッションリーダーとしては、服に対する投資は当然だと思っている。衣類は必需品であるだけでなく、人生を楽しいものにしてくれる。

日々、鏡に向かって『聖闘士星矢』の蜥蜴座のミスティ風に私は言う。「神よ、私は美しい」と。「おしゃれ革命を起こす」と40代になってから誓い、美容、ファッションに極度なまでに金と時間を投じてきた。

私はZOZOを使わない。社長の成金趣味に呆れ返っている。経営幹部が過労死家族を侮辱したり、労働者を揶揄する企業から買いたくない。

例の100万円を100人にプレゼントする企画は画期的だった。SNS時代のキャンペーン、個人のメディア化を象徴するものと言えるだろう。リツイート数の世界記録もつくった。 フォロワー数も激増した。メディアにも多数露出した。海外にも飛び火し、BBCなどが取り上げている。既に、当選者は決まったようで、喜びのツイートが共有されている。ZOZOの前澤友作社長は、みんなの夢を読んで泣けてくるなどツイートしている。

「成功」したキャンペーンだと評価する者もいるだろう。『ジョジョの奇妙な冒険』風に、誰にでも分かりやすく言うならば、「前澤友作の企画力は世界一ぃぃ」ということになるだろう。

ただ、私はますます同社や前澤氏に対する不信感が募ってしまった。はっきり言って、成金趣味である。もう平成も終わるのだが、昭和どころか、大正のセンスだ。かっこ悪い。やはり『ジョジョの奇妙な冒険』風に言うならば「貧弱ぅ貧弱ぅ」「無駄無駄無駄」と叫びたい。

みんなの夢を応援する風の企画だとファンが煽ったところで、要するにお金のバラマキである。もっとも、これは彼だけが悪いわけではなく。日本、世界の格差社会を物語っている。金をばらまく資本家に群がる庶民という、凋落した日本の姿を世界に発信したとも言える。

藤田孝典同志が怒りの声をあげている。極限まで腐敗しきった日本社会に叩きつけた彼の覚悟を感じる檄文にご注目頂きたい。

拝啓、ZOZO前澤友作様「1億円バラマキ、本当に下品です」 (藤田孝典) - オピニオンサイトiRONNA
https://ironna.jp/article/11629

前澤氏は経営者として、ZOZOは上場企業として、問われる年になるだろう。同氏、同社に限らず、尊敬される経営者、企業とは何かを考えたい。それは市民を小馬鹿にせず、労働者をとことん尊重する優しくフェアな企業である。

格差社会のその先に進む年だろう、良くも悪くも。

憤激する市民の怒りと反発の直撃をうけて資本家たちは顔面蒼白になっているかもしれない。市民の気持ちなど歯牙にもかけぬ傲慢な言動に対する怒りは燎原の火の如く燃え広がりつつある。断固たる大衆的反撃の炎が赤々と燃え上がりつつある。

資本の走狗と化した日和見主義者、新自由主義者に正義の声を。

隊列を打ち固めよ。