30+ [Blu-ray]
アンセム
ユニバーサル ミュージック
2016-03-30


ANTHEMの柴田直人さん、清水昭男さんと・・・。



『万引き老人』の著者で、現役万引きGメンの伊東ゆうさんとの会食。

夢のような時間だった・・・。

このブログでも何度も書いてきたが、私は10代前半の頃からANTHEMのファンであり。毎年、ライブに通っている。

以前、2度、柴田直人さんをインタビューする機会があり・・・。

ヘヴィメタルバンドANTHEMに学ぶ仕事哲学 音楽を30年続けられる情熱はどこにあるのか
http://toyokeizai.net/articles/-/71611

【超絶ロングインタビュー】日本メタル界の重鎮ANTHEM柴田直人さんに会ってきた
http://sirabee.com/2014/11/08/6995/

そして、伊東ゆうさんの本が超絶いい感じで、Yahoo!個人でご紹介し・・・。
(元)歌手の万引き報道という暴力 そして「万引き老人」時代 http://bylines.news.yahoo.co.jp/tsunemiyohei/20160729-00060494/

その伊東さん、清水昭男さんと同級生ということで・・・。

暑気払いに出かけたのだった。

その場で議論されたことというか、感じたことをお裾分け。

私が、ずっとANTHEMのファンなのは、なんせ彼らがつくる音楽が好きで、ライブも好きなのだが・・・。プロを感じるからなのだと思う。うん、超一流のプロだ、と。しかも、日本だけでなく、世界のメタルバンドの中でもプロ意識が違うなと感じる。

10

5月に開かれた、イベントでは、ANTHEMの他、LOUDNESS、OUTRAGE、LOST SOCIETYが出演したのだが、圧倒的なパフォーマンスと音の良さを誇っていたのは、ANTHEMだった。セッションにおいても、存在感は圧倒的だった。

34-1

先日の聖地クラブチッタ川崎でのライブも圧巻だった。いやあ、面白かった。カバー曲なども飛び出す、大人の真剣な悪ふざけだった。

彼らは1985年にメジャーデビューしている。その頃、活躍していたバンドも解散→再結成や、メンバーチェンジなんかをしつつ、なんだかんだいって、現在も続いていたりする。彼らも一度、解散して復活した。いまや再結成後の方が活動期間が長い。

ただ、そんなバンドの中にも輝き続けているバンド、進化しているバンドと時間が止まっているバンドがある。昔の曲しか盛り上がらない、ファンが入れ替わっていないなどだ。明らかに演奏力が落ちていたりするバンドもある。

この違いってなんだろう。ビジョン、やり切ること、モチベーション、ファンとの相互作用、打ち出し方など、まあ色々あるのだけど。まずは、当たり前のことをやりきっていないバンドが多いということなのだろう。

ANTHEMの音源とライブは、特に最近はいちいち完璧で、新しい試みもしており。

そして、プロは「上手い」のは当たり前だ。「すごい」と言われてこそ、プロなのだ。

いつも、音源とライブを通じて感じていたことだったが、昨日の会食でも、いちいち発言にプロを感じ。感動した。

私は「上手さ」でも「凄さ」でもまだまだだ。

ただ、大学教員業界でも、物書き業界でも、上手さも凄さもない人はいっぱいいる。政治家や経営者もそうだけど。上手い、凄いのではなく、上手そう、凄そうというイメージで食べている人もいる。

上手さと、凄さの両方を身につけた瞬間、その他大勢から抜け出ることができそうな気がしてきた。

というわけで、成長する夏にしますかね!

43

20年近く通っているお店、佃喜知は大好評だった。お店のスタッフは世代交代モードのようだが、いちいちプロだった。感謝!