BURRN! (バーン) 2016年 05月号
シンコーミュージック
2016-04-05


「おい、あれ、読んだか?」

ヘヴィメタル専門誌『BURRN!』の5月号が、メタル好きの間で話題になっている。

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日本メタル界の巨匠ANTHEMの柴田直人とLOUDNESSの高崎晃の対談が掲載されているからだ。キャッチコピーは「両雄、並び立つ!」だ。しびれる。

二人とも日本メタル界のスーパースターであり、この世界をリードしてきた存在である上、第4期LOUDNESSのバンドメイトでもある。

4ページにわたる対談は、再会のあたたかさと、二人のライバル関係がほとばしっており、行間も含めて何度も読んでしまった。読むたびに、解釈が少し変わったり、言葉に込められた意味を感じとったり。なんというか、二人のそれぞれの生き様、価値観が上手く現れている。そして、調和しているような、闘っているような、不思議な読後感である。もちろん、夢企画であることは間違いないのだけど。

芸能界をルーツに持つ高崎晃と、音楽に対してひたすら真面目な(真面目すぎるとも言える)柴田直人の違いが明らかになった対談だとも言える。特に作曲に関する考え方で、柴田直人が主張しているくだりが好きだ。心の強さを感じる。

この手の対談は、単なる馴れ合いになると面白くない。ぶつかりあい、そこで違いが可視化されたり、新たな何かが生まれるから面白い。もちろん二人とも大人なので、別に激しく議論しているわけではないのだけど、違いを主張していたのが面白かった。

思うに強敵(ともと読む)の関係というのは、サラリーマン社会においても大事で。自分と考えが真逆なライバルがいるからこそ、頑張れる部分があるわけで。こういうの大事だな。

ふと気づいた・・・。

サラリーマン時代はあまりに落ちこぼれでライバルすらいなかったことを。そして、今もライバルといえる存在があまりいなくて、だから伸び悩んでいることを。ただ、ライバルは別に同世代でなくても良いということを。

まあ、私にとっての強敵(とも)とは、中川淳一郎であることは間違いないのだけど、奴はいつも私の3歩か5歩先を歩いている。

そろそろ私もチャラチャラと生きることをやめにして、真面目にいきますかね。

さあ、今日も仕事。対談も、講義の準備も研究も真剣勝負!