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クルマを買い換えた。BMWの218iアクティブツアラーラグジュアリーだ。新古車というやつで、登録しただけの走行距離10キロのもの。極めてお得な値段でゲット。他の人からも商談が入りまくっていたクルマだけにちゃんと買うことができて嬉しい。

写真はBMWの鍵と、自宅、その車庫、そして研究室と、そのポストの鍵。この鍵には共通点がある。それは、日常的な生きる、働く喜びが凝縮されているということだ。

私はある部分は極めて合理的に進める人だ。自分自身が元意識高い系で、それこそサラリーマンの頃は『日経ビジネスアソシエ』を定期購読したり、ビジネス書(軽いやつね)を買いあさり、仕事の効率化には、とことんとは言わないまでも取り組んできた。トヨタとリクルートとの合弁会社の立ち上げに関わり、トヨタ生産方式をトヨタ出身者から直接学び、それを日常生活にも活かしてきた。例えば、それは「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」や「標準化」だったりするし、日々、仕事の仕方を改善することだったりする。

私のワークスペースは常に整理・整頓されていて綺麗だし、ハックなんて言葉が流行らなくなった今も実はライフハックを考え続けているし、最新の機器を導入し続けている。時間の流れも綺麗だ。

一方、合理的な部分と同様に、日常生活の中にいかに無駄と楽しみを創るかにもこだわっている。まさに、衣食住に関わることがそれ。さらに、それをつなぐものとしてクルマがある。あまりドライブなどに出かけるタイプではないのだが、移動をエンタメ化する、と。お気に入りの服を着ても濡れずに移動できるし、どんなお店にも行けるし、食材の買い出しにも便利だ。移動時間を短縮することができるし、たまの渋滞も考え事をするのには良い時間だ。まさに、日常生活のエンタメ化。

何度もCG WEBなどのレビュー記事を読み、テンションをあげつつ、理解を深めた。最後まで3シリーズと悩んだが、納得して2にした。FFってどうよとか、そのサイズってとか、見た目がもっさりしていないかとか、エンジンが非力ではないかとか、ディーゼルの方がいいんじゃないかとかいろいろ考えた末での決断。何かのレビューで「高級なFIT」みたいなフレーズを褒め言葉として見かけたが、そんな感じ。日常生活でとことん便利で、快適で、使っていて性能とラグジュアリー感に感動する、と。

元サラリーマンとして、古巣の人事のプレスリリースなどを見て、同世代どころか若い世代が駆け上がっていく様子や、ああ、すっかり売れない著者クラスタだなと思いつつ、人生を豊かにするために、新しいクルマをゲットしたわけだ。

というわけで、これも日常生活をエンタメ化、楽しい無駄を創りだす行為。毎日、楽しくいこう。