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肉体改造、文体改造に取り組んでいる。若き日の三島由紀夫も、この両方に取り組んだような。2日に1回、筋トレに取り組んでいる。

プロレスラーや相撲取りのように、ちゃんこ鍋を積極的に食べるようにしている。昨日は意識の高い洋風ちゃんこだった。

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まあ、たまにこういう風に甘い誘惑に負けたりするけどな。今年からバレンタインデーのチョコのやりとりをやめ、二人でスイーツを食べることにしたのだ。

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だいぶ鍛えたのだが、まだまだ上半身も下半身も弱い。腹も出ている。食生活が昔のレスラー、相撲取りなので、アンコ体型という、腹が出た体型になってしまう。なんとかする。

ちなみに、これは力道山と同じポーズだ。このポーズでベルトを巻いている姿を見たことがあると思う。



力道山といえば、この本だ。久々に読み返してみた。

かなり木村政彦より、柔道よりに書いてある本であり、他の文献などもあたってほしいが・・・。かなりの新聞、本やインタビューをもとに構成されたこの本で紹介される力道山は、よくテレビの戦後70年番組や、戦後のテレビ史で出てくるヒーロー力道山とはまったく違う。

終戦をきっかけとした豹変、大相撲の会場にインディアン(という大型バイク)で乗り付ける、派手な暮らし、弟子への暴力や嫌がらせ、タニマチを乗り換えていく様子・・・。力道山に利用され自決した者・・・。

これもまたヒーローのいち側面なのだろう。

まあ、木村政彦に焦点をあてた本ではあるし、力道山もまた逸材であったこともよくわかるようになっているのだが・・・。ヒーローの実像というのは、テレビだけではわからない。

清原問題が球界だけでなく、日本を震撼させているが(って、若い人にとっては、ガラの悪い人くらいの印象らしいが)、様々なソースにあたりつつ、ヒーローの実像というものを考えたいものだ。

・・・もし30年後くらいに清原、桑田本が出るとしたならば、どんな本になるだろうか。