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働き方評論家として、毎年、ウォッチせざるを得ないのが、サラリーマン川柳だ。

今年も大賞が発表された。

第28回『サラリーマン川柳』大賞決定 「皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞」

いつも、くすりと笑いつつ、あるあると思いつつ、違和感を抱くのは何故だろう?

いや、このイベントはサラリーマンがその時、何を考えているかを描く意味では重要なものだと思っている。そして、単なる自虐ではなく、日常を笑い飛ばそうというポジティブな強い意志すら感じることがある。


とはいえ、違和感を抱くのは、サラリーマンの悲哀を描くことが目的化していること、入賞作品が自分の日常とずれていて、笑えるけど共感できないからではないだろうか。さらに言うならば「サラリーマン」というものが分化、分断化、多様化していて、像が同じではないからではないか。これはサラリーマン漫画が、サラリーマンを描ききれていない状況と似ているような。

来年以降もこの賞は続けてもらいたいが、男女別、年齢別、業界・職種別、年収別などで賞を出すと、また日本社会の分化、分断化が可視化されるのではないか。

今後も激しく傍観することにしよう。

それにしても、昨日も新橋は熱かったなぁ。