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メタルの人、ロックの人だと思われている私だけど、実に幅広いジャンルの音楽を聴く。書斎や研究室で流しているのは坂本龍一や久石譲のピアノインストだし、ポップスもよく聴く。

で、実はダンスミュージックやトランスをよく聴くのだ。20代の頃から、野外レイブやオールナイトのパーティーによく出かけていた。

10数年前からずっと観たかった、Juno Reactor。やっとライブに行くことができた。いや、来日していることを知らなかったのだが、今週知って、たまたま金曜の夜が空いていた上、チケットぴあのサイトを開いたら、ちょうどチケットがあり。というわけで、仕事を終えて、自宅にクルマを置いて着替えて出かけてきた。

オープニングアクトがあると聞いて、すた丼なんかを食べてから行ったのだが、それは開場時から出ていたアクトのようで。着いたらちょうど1曲目が始まった頃だった。ふー。

現時点でのベストセレクション的選曲で、嬉しいライブだった。

Ben Watkins(Key/Gt)
Budgie(Drums)
Mali Mazal(Per)
Taja Devi(Vo)
SUGIZO(Gt)
Leonard Eto(Taiko)
という布陣。だいぶ前からSUGIZOがライブメンバーに入っているが、レナード衛藤も参加しているのが嬉しい。

結論から言うと、この日本人2人は、他のメンバーに負けない、むしろ目が釘付けになるような、素晴らしいライブパフォーマンスだった。

ステージ上はギターアンプのスピーカー・キャビネットが置かれておらず、実にシンプルな構成だったが、SUGIZOはハードなカッティングから、リード、空間的な音まで奏でつつ、時に激しく、時に妖艶に動く。彼は、ライブドキュメンタリーなどでも細部にこだわる様子が描かれているが、いちいちプロを感じて好きだ。いや、プロなら当たり前のようで、できていない人も多いわけで。実はプロ魂という意味で、大きく影響を受けていたりするのだ。

レナード衛藤の和太鼓の音は、Juno Reactorの魅力である響き渡る、躍動感のある低音に貢献していた。

Ben Watkinsはギターとマイクを手にし、時にステージの前に出てきて観客を煽る。そうか、あの声って彼の声だったのね。

ドラマーのBudgieは実にテクニカル。NATALのドラムを叩き切っていた。難易度の高い曲だらけなのに。

ボーカルのTaja Deviは実に妖艶だった。ダンスも歌もいい感じ。

そして、ダンサーであり、パーカッショニストのMali MazalのパフォーマンスはJuno Reactorの世界観に大きく貢献していた。よく着替えをしていたな。その服がいちいち、曲と合っており。

VJが作り出す世界も曲を盛り上げていた。

というわけで、実に気持ちよく、20代の頃のようにダンスをすることができた。

何より、SUGIZO、レナード衛藤が日本代表選手として活躍していたのが嬉しかったな。

あっという間の2時間のセットだった。いい感じ。前の方にいたので、Ben Watkinsに握手してもらった。アンコールで出てきた時にももう1回握手しようとしたら「君はもうしただろ」と言われたが。

今度は、海外やフェスで観たいな。でもTSUTAYA O-EASTクラスの会場で、至近距離で観るのは実に贅沢だった。

感謝!

次のライブは、Capsule!こちらも楽しみ。