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実に8ヶ月ぶりにTBSラジオ文化系トークラジオLifeに出演する。

テーマは「超絶!ポエム化社会」

うむ、聞きたいこと、話したいことがいっぱいある回である。リンク先の予告編にあるように、いま話題の「ポエム化」だが、世の中は実はとっくの昔からポエム化しているように思う。

ポエムに万歳!
小田嶋 隆
新潮社
2013-12-04


ここで言う、「ポエム」というのは小田嶋隆さんの定義によると「詩」とは違っていて、より意味のないような、そんな言葉のことを言うようだ(読み込めていない)。

これ、重要なポイント。

「詩」と「ポエム」は違う。

もっというと、リンク先の予告編でも触れられているように、昔からたしかに日本では社是を掲げたり、それを読み上げたりした。以前の勤務先では、毎日、社是のようなものを朝礼で読み上げていたな、ぐだぐだだったけど。

ただ、この「社是」のようなものも、意味が明確なものと、よく分からないものに分類されるような。

そして意味がわからないのだけど、なんとなく「あぁ!」って思ってしまうものが増えている(ように思う)。これがポエム化というものなのだろう。

採用広告の世界でも、歴史に残る名コピーというものは存在する。ただ、採用広告というのは、基本的には「機能する」広告である。つまり、欲しいと思っている人に応募してもらえなければ意味がないわけだ。そこには、たくさんのノウハウが存在する。求める人材の要件を定義し、企業の魅力を抽出し、彼がどうやったら応募するかを考えるわけである。

最近では、良く言うと感性に訴えかける、悪く言うと何を言ってるのかよくわからない広告が増えていないかと思ったりする。

就職情報会社の社員の能力低下なんてこともよく指摘されていたが、その点は感じつつも、それだけだろうか。やや常識と感情を手放して言うならば、この「よく分からないけど、感性に訴えかけるコピー」というのが、効果的だと言うことなのだろう。

そして、このコピーに踊らされて、求職者が会社に入社してしまっているというのもまた事実なのだろう。

あと、まさにリクルート流組織マネジメントの真似(そう、厳密にはちょっと違うが、長くなるのでこれは別途)なのだけど、モチベーションを上げる手法としてセレモニー、イベントを企業の中で行ったり、ビジョンカードを配ったり。ここでも、意味の分からないけど、元気が出てしまう言葉でみんな癒やされていたり。

元気の出る言葉で癒されるのは昔も今も変わらないけど、よりよく分からない言葉で踊っている社会、なのかな。

このあたりをしっかり予習しつつ、番組では話したいと思う。2月23日(日)の深夜1時からTBSラジオにて。UST配信もあるよ。他のゲストがとにかく豪華。

なお、このブログでも、自分の考えを整理する意味も含めて、この問題について思うことをまとめていきたいと思う。

ぜひぜひ。