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夏休みの思い出、何がいちばん楽しかった? に参加中!
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今年もサマソニに行ってきた。このイベントが2000年に始まってからほぼ毎年参加しているんだよね。1日だけだけど。まぁ、フジロックやライジングサンに比べて野外フェス文化のにおいがしないとか、商業的だとかご批判の声はあるわけだけど、便利なので思わず参加してしまう。

船橋駅で乗り換え中に早くもビール。なぜか、ジューダス・プリーストのTシャツ。

・・・西船橋方面に行く予定が、間違えて千葉方面行きに乗る。まぁ、結果として幕張本郷から幕張メッセの真ん前に止まるバスに乗れてラッキーだったのだけど。

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ウェルカムボード。テンションあがる。

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幕張の浜、人工的だけど、何気に好き。夜は夜景がキレイなんだよね。

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ビーチステージ。

渋さ知らズとyanokamiを観た。ぶっちゃけ、渋さ知らズは単独ライブの方がよかったかなぁ。フェスなので、代表曲で畳み掛けてきたけど。初めて生で観た2004年の頃の方が衝撃的だったよなぁ。バンドも勢いがあったように思う。

yanokamiはレイ・ハラカミが急逝したので、矢野顕子一人+打楽器のゲストミュージシャンだったのだけど、レイ・ハラカミ的な音楽の世界が幕張の浜にいい感じで響いていて素敵だった。空気感が素敵だよね。間近で観た矢野顕子は思っていたよりずっとずっと若々しかったし、歌声もピアノもいちいち素敵だった。最後はくるりのカバー「ばらの花」だった。

「今日はレイ・ハラカミがきていないけど」というMCにグッとくる。うーん、びっくり。

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そういや、昼ごはんはカレーと焼きそばを買って妻とシェアしたのだが・・・。

難点を言うならば、今年のサマソニ、明らかに飯がまずくなったような気がする。安くなったような気もするんだけど。昨年はどれも変わっていてフェスっぽくて美味しかったのになぁ。これはソニックマニアの日にも感じたことだ。

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オリジナルカクテルということで飲んでみたのだけど、なんか、液体歯磨きみたいな味したし。

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マリンステージに移動。マキシマム・ザ・ホルモンのスタートに間にあう。・・・人大杉!スタンドなのに、席がほぼない。なんとか座ることに成功。このタイミングからスタジアムに来たのではあるが、今日最高の、いや過去最高の入りじゃないかな?

彼らは何度もサマソニに出ていて、私も観ているのだけどいつもメッセだったのだよね。それでも、メッセでの最大のステージに出ていたりもしたのだけど。今回は初のスタジアムなのだけど、明らかに彼らのファンが増殖していることを感じた。そして、バンドの勢いもあるよねぇ。音の威圧感が明らかに他のバンドと違った。スタジアムがいい意味でまるでライブハウスだった。メンバーもキャラたっているよねぇ。間違いなく、この日のベストアクト。いや、本当にスタジアムが揺れていたよ。全体でのヘドバンはなかなか壮観だった。

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座った場所があまりにも眩しいので移動。この頃、既にスタジアムのミネラルウォーターは売り切れ続出。しょうがないので、ジャワティーを何本か買う。・・・昔、松屋で出ていてよく飲んだな。

テンション上がりまくりで思わずX!

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X JAPANが始まった頃にはスタジアムはすごい人だった。ホルモンの時の方がいたような気もするが、それでも最後の方はぎっしり。

彼ら目当てで、そのためだけにサマソニに来た人たちもいればからかい半分の人もいるのだろうけど、2曲目の"Rusty nail"あたりから大盛り上がり。大合唱。畳み掛けるように、YOSHIKIのピアノ、SUGIZOのバイオリンで始まる「紅」。やはりスタジアム大合唱。一体感、半端ない。

・・・なぜか、週プロで見た新日本プロレス棚橋弘至選手のエアギターパフォーマンスを思い出し、上半身裸でエアギターを始める。はっきり言って、一緒にいた妻は恥ずかしいと思うが、周りが大盛り上がりで応援してくれた。いや、気づいたが、私のエアギター、上手いかも。

YOSHIKIのMC→黙祷でみんなグッとくる。Xは千葉から始まったこと、TAIJIやHIDEとの出会い、別れが語られる。3.11のこともね。

まぁ、新曲はみんな知らなくてやや大人しくなるわけだけど、昔の曲は盛り上がるよね。この辺、まだ大衆というものがなんとか存在していた時代だったなぁとか、テレビの影響力ってすごいなぁ(いまだにね)とか思ったわけだ。

最後の「X」ではもちろん、Xジャンプ。「X」は昔から、ギターソロが終わったあたりでメンバー紹介のMCがあるのだけど、「on bass TAIJI」「on guitar HIDE!」という畳み掛ける紹介に、思わず涙。いや、本当に涙が止まらない感じ。感極まるって感じ。

「暴れん坊将軍でいけよ」
「気合い入れていけよ」
なんていうMCは普通に聞いたらwwwという感じなのだけど、彼らがこの場で発すると魂を感じる。からかい気味で観ていた人も感動していた。

魂感じた。

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トリはレッチリ。

彼らを観るのは4回目。円満脱退したジョン・フルシアンテの後任、ジョシュ・クリングホッファーに注目なわけだ。

結論から言うと、うーん、クビをかしげるステージだった。スタジアムとはいえ、音に魂がこもっていないような、バンド自体のグルーブ感がちょっとね。ジョシュ・クリングホッファーはサポートミュージシャンの仕事をだいぶしているはずなのだけど、ややかたかったかな。一生懸命コピーをしている感じだった。アンソニーも調子悪かったんじゃないかなぁ?

大好きな"By the way","Charlie","Can't stop"を聴けてお腹いっぱいになり、疲れていたので5曲目くらいではやめに帰ってしまった。申し訳ない・・・。

月がキレイな夜だったよね。

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最後はコスプレ集団と記念撮影。

まぁ、人大杉とかご飯不味すぎとかいろいろあったけど、満足!

来年も行きたいなぁ。

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