恋脳鍛える英会話 You Choose!恋脳鍛える英会話 You Choose!
著者:ジョン・F・マンキューソ
エンターブレイン(2009-09-10)
販売元:Amazon.co.jp
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91年以降に一橋大学に在学していた方なら、おそらく、ジョン・F・マンキューソ先生(以下、マンキュー)のことはご存知だろう。

一橋大学最強(最凶?)の英語教師として恐れられてきた先生である。いや、お会いすると陽気でいい人なんだけどね、ふだんは。

昨日、お邪魔した九州国際大学の法学部長 山本啓一先生との会話でも話題になったのだ。

マンキューは「シビア」なことで有名だった。「シビア」とは一橋大学用語で、「単位取得が厳しい」「講義内容が難しい」「教授の指導が厳しい」などを意味する言葉である。

「いきなり激高する」など、様々な噂を聞いていたのだが、大学2年の時に受講したマンキューの初級英会話の講義はなかなか面白かった。極めて陽気な先生で、「意外にいい奴」だと思ったわけだ、途中までは。

夏学期が終わる頃、マンキューは突然、激高した。いや、受講生が英会話の講義なのにも関わらず、ずっと発言しなかったんだよね。そのときの修羅場はなかなか忘れられない。彼個人に対する批判から、「日本人はいつからモノを言わなくなったのだ?」「日本は世界で孤立する!」など、大きな話になっていった。ありゃりゃ。そして、数十分間にわたり、みんなの前でdisられた彼は単位を落とした(らしい)。

私が在籍していた一橋大学世界プロレスリング同盟では、マンキューソに制裁を加えるべく、彼に「リングに上がれ!」と挑戦状を叩きつけた。

「プロレス?なんてバカげているんだ。俺はそんなことはしないぜ。もし、銃を持っていいならやってやってもいいぜ。お前が動いたら、俺は撃つぜ」
と言われ、対戦を断られたのだった。

我々は勝利宣言をした。彼は悪役としての利用価値が低いとも判断したのだ。

そんな彼が本を出していることが発覚した。2年前に出ているのね。
その名も、『恋脳鍛える英会話 You Choose!』

ちょwww

う、うーん、トンデモ本の香りがするのだが、アマゾンでの評価は高いなぁ。むしろ、共著者の鈴木ナナ子さんという方、すごいな、プロフィール読むと。
鈴木 ナナ子
1980年、新潟生まれ。一橋大学法学部卒。在学中マンキューソ先生の講義にて、演劇を使った英語学習メソッドに出会い、以来演劇の道を志す。イリノイ州シカゴ市の小劇場で働きながら、裏方業と劇団経営を学ぶ。帰国後、劇団オカラ座の脚本・演出を経て、現在劇団四季の技術部に所属。
(Amazon.co.jpのプロフィール欄より)

だって。

へぇ。

機会があったらチェックしてみよう。

マンキュー、元気かなぁ。
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