Barking (UWR00032-2)Barking (UWR00032-2)
アーティスト:Underworld
COOKING VINYL(2010-09-18)
販売元:Amazon.co.jp
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今朝の日経には、今年の経済図書のベスト10が出ていた。そうか、もうそんな時期だな。これから年末にかけて、今年の振り返り系のエントリーを書こうかな。

今日は音楽ネタ。

うん、今年はあまりCDは聴かなかったけど、LIVEは観たほうじゃないかな?サマソニに行ったし、ANTHEM、OUTRAGE、LOUDNESSなどジャパメタ系も行ったし、恒例の永ちゃんにも行ったし、X JAPAN、LUNA SEAというV系の2大大御所であり復活バンドのライブも観たしね。まぁ、20代の頃のように週1本は観るってわけじゃないけど。

音楽はすっかり書斎でPCで聴くか、通勤で楽しむものになっているな。いい音で聴かなくちゃと思ったりするけど。iPodをつなげる高級オーディオがたまに欲しくなるけど、まぁ、いいや。クルマもあまり乗っていないな。来年はドライブを強化モードでいこう。

そして、このエントリーのタイトルに注目。昨年くらいまで、今年のCDベスト5とかだったんだけど、今年から「音楽アルバム」にした。iTunesを利用する機会が増えている。今年は20数タイトルを購入したな。あとは、Amazonのマーケットプレイスなんだよな。

楽しみ方、買い方が変わっているなと認識したり。



さて、今年のベストはこれかなぁ。Underworldの新譜。うん、個人的には過去最高に楽しめるアルバムだな。キャッチーでダンサブル。かなりヘビロテだった。ケミブラも新譜だしたけど、こっちの方が好き。来日講演のチケットも取っていたのだけど、オールナイトは無理だろってことで棄権したな、そういえば。日常のBGMとして最高。

イロハナイロハナ
アーティスト:Dachambo
インディーズ・メーカー(2010-07-07)
販売元:Amazon.co.jp
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DACHAMBOの新作も彼らの最高傑作だったかも。前作『L』でかなりキャッチーな感じになったりしたけど、今回は宇宙的な広がりと大地の鼓動を両方感じたりする。ツインドラム、ディジリドゥー、マシン、図太いベース、そしてますますジミヘンっぽくなってきたサイケかつ時に繊細なギターが織り成すサウンドはますます磨きがかかっている感じ。

うん、下北沢で観ていた頃から、格段にスケールが大きくなっている感じ。当たり前だけど。

野外フェスでトリを務めるようになっても、未だにメンバー全員でブッキングから機材の運搬までやり、自ら運転して全国をまわっているバンドならではのグルーブだな。

Intention(初回生産限定盤)(DVD付)Intention(初回生産限定盤)(DVD付)
アーティスト:THEATRE BROOK
ERJ(2010-06-09)
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THEATRE BROOKの復活アルバムもよかったかな。うん、和製レニークラビッツという枠を超えた佐藤タイジと豪華メンバーの創りだす世界観が素敵。ロックだな。

ちなみに、今年のベストライブはTHEATRE BROOKかなぁ、LUNA SEAかなぁ。

KING OF PAIN 因果応報KING OF PAIN 因果応報
アーティスト:LOUDNESS
徳間ジャパンコミュニケーションズ(2010-05-19)
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LOUDNESSの新譜も何度も聴いたなぁ。「地獄」をテーマに、ジャパメタの新世界を模索したアルバム。レギュラーチューニングに戻しているんだけど、むしろ以前より、重く激しく、切れ味増した感じかな?新加入の鈴木アンパン政行(札幌出身、いまも在住のはず)のツーバスがバンドに新しい味をもたらしている。ツーバス使いで言うと、本間大嗣時代もあったわけだけど、あの頃はサウンドがオルタナティブ、サイケな方向にいってたからね。ツーバスのハードロックだなぁ、って。このアルバムでのツアーも期待したいところ。

しかし、今年の彼らはいっぱいライブをやったし、海外のフェスなんかにも出ていたよな。いい感じ。

来年は30周年なんだよね。楽しみにしよっと。

FUNKASTiC(初回生産限定盤)(DVD付)FUNKASTiC(初回生産限定盤)(DVD付)
アーティスト:スガシカオ
BMG JAPAN Inc.(2010-05-12)
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最後はスガシカオのこのアルバム。うん、スガシカオはいままで代表曲中心に聴いていたのだけど、このアルバムはPOPでファンキーでいいんじゃないかなぁ。ファンクナンバーもいいんだけど、「さよならホームラン」などのバラードや「はじまりの日 (feat. Mummy-D)」みたいな疾走感ある曲も素敵。



他にもサンタナやスラッシュ、くるり、BOOM BOOM SATELLITES、福原美穂なんかもよかったし、最近届いたOUTRAGEのライブアルバムもよかったのだけど。



あくまで今年発売されたアルバムの中から、「楽しめたアルバム」という視点で選んでみたのだ。はっきり言って、マニアックなアルバムはひとつもない。いや、DACHAMBOやLOUDNESSを聴いているのは若干オタクかもしれないが。


音楽業界は大変だという話ばかりが聞こえてくる。CDはのセールスはイマイチだったわけで、音楽配信やライブが盛り上がっていたのだけど、それも今後どうなのか?


業界の動向を語るつもりわけではないが、ファン視点で考えると「無理せず、ゆるく楽しむ」というのがひとつの答だな。これは自分の音楽との関わり方とも言えるかもしれない。


かつては新譜が出るたびに、あるいはツアーが発表されるわけに熱狂したのだけど、今の私にはそんな感性も体力もない。しかし、音楽が嫌いになったわけではまったくない。NO MUSIC,NO LIFEであることは間違いない。


だけど、音楽に疲れたくないのも正直なところ。音楽に限らず、ハイパー消費社会にちょっと疲れていたりして。


新旧、邦楽・洋楽関わらず気の向くままに、最適な手段で、ゆるく楽しむ。そんな感じなんだろうな。ゆるやかに音楽をまとって生きる感じ?


来年もサマソニのどこか1日か、ワールドハピネス(行ったことない)みたいなイベントにはふらりと行きつつ、好きなアーチストのライブに年数回いくんだろうな、ゆるりと。またクラブチッタでANTHEMやOUTRAGEを観るんだろうな。会場には同世代〜ちょっと上の人達が集まっているんだろうな。恵比寿のバーでコピーバンドの演奏聴いて踊るんだろうな。


で、気が向いたときにiTunesかAmazonでぽちっと注文したり、YouTubeで激レア映像発見して喜ぶんだろうな。たまにライブのUST中継があったら得した気分になるだろうな。


うん、ビジネスとしてはどうなのかという感じなのだろうけど、音楽は楽しみ方を変えつつ残っていくんだろうな。

未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)
著者:津田 大介
中央公論新社(2010-11)
販売元:Amazon.co.jp
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以前も紹介したけど、津田大介さん、牧村憲一さんのこの本は音楽業界の現在・過去・未来がまとまっていて分かりやすい。音楽に限らず、コンテンツ、さらには情報の発信元と受け手の関係を描いていたりして。

さぁ、来年はどんな感動が待っているんだろう?
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