蒼天の拳 (1) (Bunch comics)蒼天の拳 (1) (Bunch comics)
著者:原 哲夫
新潮社(2001-10)
販売元:Amazon.co.jp
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金曜日。

原稿執筆&企画書作成→勉強会でミニ講演→大学で講義→学生からの相談を受ける→理系向け自分史セミナーで講演。

うん、どれも楽しかった!理系の可能性って無限大だなと思ったり。

ところで事業仕分けだ。

テレビの中の出来事だと思っていたら、自分の身近な事業が仕分けられたりしている。今日は、女性と仕事の未来館が仕分けの対象となったことについて、話を聞いた。今日の話を聞く限りでは、非常に疑問を持たざるを得なかった。

仕分け人はよくも悪くも、事業のことをよく理解していない(という印象だったそうだ)。

「なぜ、こんな一等地にある必要があるのか?」ということが問題になったそうなのだが、この事業に意義を感じ、場所を無償で提供してくれる協力者がいたからとのこと。

さらに、「現地に視察に行ったが、近所のオフィスの方はこの施設のことをまるで知らなかった」ということが問題になったという。…この施設使うのって、この周辺の人じゃないのだけど。

来場者数も増えているという。

「事業仕分け」という行為自体は否定はしない。我々の血税が使われているのだから、無駄な事業を仕分けるのは必要なことだと思う。また、蓮舫議員や勝間和代さんが冷たいセリフを言っているシーンばかり映すマスコミはいかがなものかと思う。

問題は判断基準である。無駄「の」仕分けは必要だが、無駄「な」仕分けは罪なのだ。必要なものを省いても意味はない。仕分けが目的化しているのではないかな。

文科省の就業力支援が仕分けの対象になってしまったのと同様、大きな疑問を持ったのだ。

そうそう、就業力支援事業に関しては先日、テレビに生出演した際に、与党の民主党の衆議院議員であり政策調査会長代理の城島光力氏に、「あれはいかがなものなのか?」と質問した。ある意味以外だったのは、与党の城島氏も「あれはやるべき事業」という趣旨のコメントをしてくれたことだった。このやり取りは大学関係者の間では話題になっているらしい。判断基準ってどうなっているのかな?

「女性×働く」は「若者×働く」同様、私が問題意識を持っているテーマである。もっとも、女性の雇用にとって今必要なのは施設なのかと問われると私はまだ判断ができない。仕分け人に取材したわけでもないし、そのプロセスも見ていないから今の段階では果たしてこれが正しかったのか、間違っているのかは判断できない。違和感があるのは間違いないのだけど。

まずは、現状の施設を視察に行きつつ、考えてみよう。視察会を企画しようかな。

そして、私はこれから妻と一緒に上海に行く。このイベントを視察する。『世界の就活』リサーチプロジェクトが始まる。論文になるのか、本になるのか、まとめ方はまだ決まっていないが、エントリーレベル採用の国際比較をすることにより、最近批判されている日本型の新卒一括採用は果たして本当に非合理的なのか?「新卒一括採用は日本だけ」なのは本当なのだろうか?21世紀型の採用モデルは何なのか?具体的に調べ、考えてみることにしよう。

さぁ、出かけなくちゃ。

というわけで、今日から月曜日は上海。メールはホテルで夜と朝にまとめて返信の予定。返信が遅れることをご了承頂きたい。携帯はつながるはず。楽しくいこう。

上海といえば、島耕作とこの作品を思い出す。上海ってスゴイ街だと思ったのだ。この舞台となったエリアも行けるかな。

さぁ、今日も楽しくいきますかね!いざ出発!
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